どうも、渡辺です。
子育てしながら働くということ。
なかなかバランス良く続けていくのは難しいな、と日々思います。
私は大学卒業して就職し、32歳の現在までずっと同じところで働いています。
その間、2回産休育休を取らせて貰い、現在は9:30~16:00の時短勤務で働かせて貰っています。
私の勤めるところは中規模の職場で、今まで産休育休を取得した女性はいませんでした。
なので、どういう仕組みで手当てを申請するのか、大体いつからいつまで休業なのか、まったく白紙の状態から組み立てる必要がありました。
育休手当ての申請は自分でも出来るのですが、やはり産んだ後にトコトコとハローワークまで出向いて手続をするのは難儀。総務的な仕事をしている先輩が引き受けてくれるという事で、素直に甘え、お願いする事にしました。
そういった事務的な仕事も含め、出産・育児のためにお休みを頂くのはかなり申し訳なく思っていました。
引き受けてくれた先輩は、40代で独身なのですが、とても聡明で寛大で、「私はもう子ども産む気ないからね~!むしろ子育て宜しくお願いします!」と有難すぎるお言葉をいただき、私の気持ちもとても軽くなったのを覚えています。
「子どもは宝だからね。世界が渡辺さん中心に動いていると思って、自由に動いてください。体調悪いときは無理せず、もちろんお子さんが具合悪ければ一切の遠慮なしに休んであげてください。」
こんな言葉をかけていただき、スッと心が軽くなった。
この言葉にどれだけ救われたか。今でも宝物になっている言葉です。
こんな事を言える人、なかなか言える人いないでしょう?
感謝してもしきれません。
だから今、ここで働けている自分がいます。
お金のこととか、時間の使い方とか。
いろいろ気になる事は多いです。
でも、まずは人同士の関係。同じ場所で働くんですから。
私もこういう事を言える人になりたい。
どうしたって自分中心になりがち。
同僚が一人休んだら、自分の仕事が滞る・・・
快く「どうぞどうぞ!」なんて言えないでしょう。
私の働く職場には女性が6人。
そのうち、4人が子持ちです。
年齢はまちまちですが、みんな同じくらいの子どもがいます。
どんどんそういう境遇の人が増え、それぞれみんな産休育休を取り、全員復帰しています。
同じような経験がある人はもちろん共感しやすいし、理解もあるのは当然です。
だけど全然違う環境にいる方が女性のトップに居て、こういう環境を作っていただけているのは本当に幸せです。
こちらとしても、恩返しというか。。感謝の気持ちいっぱいで、毎日会社へ向かっています。
お互いが気持ち良く、不満や不安を持たずに職場を守っていくのは、やっぱり人同士の想いというか・・・
人に優しくって事なんですかね。
仕事が出来るとか要領がいいとかじゃなく、気持ちが一番大切な事なんだなと、最近よく思います。
毎日毎日イライラしてヘコんで、うじうじしてる私だけど、
人に優しい言葉をかけられる人になりたいぞーーーー!!
女性同士だけじゃなくて、男性にもこういう気持ち分かって欲しいな。
そうなると、ワーキングマザーが抱えている不安や悩みも少し軽くなるような気がします。
別にただ優しくされたい訳でもないし、ママだけが大変って言いたい訳ではないんだけど。
お互いに、ちょっといい毎日が送れるかな、と、そう思うのです。